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表参道しらゆり歯科
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FAQ歯周病治療のよくある質問

歯周病治療のQ&A

一番確実な方法は、歯医者で精密な検査(歯周ポケット検査、レントゲン検査)を受ける事です。

初期症状として、歯茎の腫れ、ブラッシング時の出血がありますが、ご自身で判断する事はかなり難しいです。

歯周病の進行により歯が動く、痛みがある、膿みが出るといったわかりやすい自覚症状は歯周病が重度にまで進行して初めて出てきますので、その歯を抜かなければならない可能性が高くなってしまいます。

歯周病と診断された時点で、ご自身での歯磨きや市販の薬品によって歯周病が治る事はありません。

まずは診断を受けた歯科がどういう治療方針なのか、しっかりと話を聞く事です。
歯周病の治療に関しては病院によって方針が違う事がありますので、納得できたうえで歯科治療を開始してください。

プラークとはいわゆる歯垢といって歯の垢です。食べものの残りかすを食べた細菌と、その代謝物の塊で白色あるいは黄色でネバネバしています。
食後8時間程度でできると言われ、爪の先ほどの量のプラークに、1億以上の細菌がいます。
プラークコントロールという言葉があるように、健康な歯茎の方のプラークを取る事は日々の歯磨きで可能です。

ただ、歯磨きをさぼってしまったり、歯並びや被せものの不適合によりプラークを除去しないでいると、やがて歯石となり、歯石となってしまったら日々の歯磨きで掃除をする事は困難となります。
そして歯を支えている骨を溶かしていきます。それが歯周病です。

完治することは可能です。ただ、完治と言ってもお口の中が歯周病におかされる前の状態に戻るということではありません。
歯ぐきの状態を健全な状態にして、お掃除しやすい環境を作り、今後歯周病で歯を失わないようにする事を当院での治療のゴールとしています。
その際、歯を抜いたり、歯周外科といって歯ぐきや骨を整える治療が必要となることがあります。

既に歯周病になっている方の場合、ご自身で出来る予防方法はありません。
歯周ポケットが問題ない状態であれば、正しい方法での日々の歯磨きがご自身で出来る最も効果的な方法になります。
ただし、正しい方法であっても歯石ができてしまう事がほとんどですので、定期的な歯科受診をお勧めします。

原因は、ほとんどが歯周病です。それ以外には誤った歯磨きにより歯ぐきが傷つけられていたり、全身疾患や服用している薬による原因もあります。

歯周病には歯肉炎と歯周炎があります。歯磨きを怠るとまず歯ぐきにだけ炎症が起こり、歯肉炎になります。歯磨きをして出血をするのは歯肉炎のサインとなります。
歯肉炎を治療するには専門的なクリーニングや正しい歯磨きが必要となりますので、少しでも出血があれば、歯科を受診することをお勧めします。
歯肉炎をそのままにしておくと、炎症が歯を支えている骨にまで進行し骨を溶かしてしまいます。その状態が歯周炎です。ひどい場合には歯を抜かなくてはならなくなります。

疑っていいです。口臭には様々な種類がありますが、全身的な問題が無い方の場合、口臭は歯周病の可能性が高いです。

歯周病でなかったとしてもお口の中の問題で口臭が起きている事がありますので、検査をお勧めします。

残念ながらほとんどの場合が歯周病であり、抜歯をしなくてはいけないケースが多いです。
ただ、噛み合わせによって一時的に歯がグラグラしている場合もあります。(脱臼のような状態)
その場合には噛み合わせのコントロールやぐらついている歯の固定等の治療により、改善する場合があります。
しかし、その状態が長く続くと周囲の骨が溶け、歯周病となってしまいます。

本当です。歯周病の原因菌が増え、全身に回る事によって病気になる場合や歯周病で慢性的に炎症が起きている事で、体の免疫反応やインスリン産生、反応に変調をきたす場合が考えられます。
前者の代表例として心筋梗塞、感染性心内膜炎、敗血症、誤嚥性肺炎など命に関わるものがあります。後者の代表例としてリウマチ、腎炎等の免疫性疾患や糖尿病があります。
もちろん歯周病だけが原因で起こる訳ではありませんが、歯周病を治療する事が上記のような病気を予防する手段となります。

当院ではレーザーによる歯周病治療は行っておりません。レーザーはあくまで歯石やプラークを除去する一つの手段にすぎません。
当院では拡大鏡を用いる事により精密に歯石、プラークの除去を行っていますので、特にレーザーを必要とはしません。
歯周病治療で一番大事な事は、歯石、プラークを除去した後、深い歯周ポケットを無くす事ですが、レーザーで深い歯周ポケットを無くす事は出来ません。

レーザー治療によって歯石、プラークの除去を行っても深い歯周ポケットはなくなりません。
時間が経つときれいだった歯周ポケットにまたプラークがたまり、歯石をつくります。そうすると歯周病が再発してしまう事となります。
確実なのは、歯周ポケット自体を浅くしてあげる治療です。

歯周病によって溶けてしまった骨を、骨補填剤と再生を促す薬を使う事によって再生させる治療です。
深い歯周ポケットに対して行いますが、すべての歯に再生治療が出来る訳ではありません。
骨の無くなり方によって効果は異なりますが、溶けてしまった骨を再生させるための唯一の治療となります。

再生治療のみで歯周病が完治する場合もあります。
再生された骨は、「がたつき」がある事がほとんどです。
がたつきを治さなければ歯周病は再発してしまうため、 ほとんどの場合は再生治療をした後に骨と歯茎をきれいにする手術を行います。
また、歯周病はメンテナンスを怠れば再発してしまいます。当院では治療後も3ヶ月~半年に一回はメンテナンスに来ていただく事をお勧めしています。

再生治療が不可能な歯もあります。再生治療に大事な事は、「歯の周囲を完全にきれいにする」という事です。
既に周囲の骨が吸収されていて無く、歯の周囲を掃除した時点で支えられずに抜け落ちてしまうような歯は再生治療が困難です。
また、歯の根の分かれ目(分岐部といいます)が歯周病の場合、器具が十分に入っていかず完全な清掃が困難となり、再生治療が難しくなります。
お口の中全体的に骨がなくなっているような状態も、再生治療は困難です。

再生治療自体は再生のための薬などがあれば行う事が可能ですが、行う事と、治療が成功する事とは別問題となります。
再生治療は「完全な清掃」と、「適応の判断」が大事になります。

当院のように普段から再生治療を行い適応の判断を磨き、拡大鏡やマイクロスコープを用いてしっかりと行う治療は、どの歯科医院でも出来る事ではありません。

手術になります。手術によって歯茎をめくり、実際に歯面を拡大鏡、マイクロスコープで確認をしながら行います。
痛みは2~3日、腫れは長い方ですと引くまでに1週間程度かかる事があります。

期間については、すべての治療が終了するまでに約1年かかります。検査から始まり、お口の中の衛生指導や環境を整えるための歯石取りを行います。
2ヶ月程でお口の中が整った状態になれば再生治療(手術)を行います。その後は1ヶ月に一度程度クリーニングに来ていただき、10ヶ月後に骨が再生しているかどうかの検査を行います。

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