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表参道しらゆり歯科
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FAQインプラント治療のよくある質問

インプラント治療のQ&A

当院で扱うインプラントは、下記の4種類です

  • エコノミープラン:純チタン製(KENTEC社製)
  • 上顎骨増成プラン:HAインプラント(Zimmer社製)
  • 低侵襲プラン:ショートインプラント(Bicon社製)
  • プレシャスプラン:ストローマン・インプラント

また、手術回数やインプラント体の素材も種類によって異なりますので、それぞれのメリット・デメリットを考慮した上で患者様の顎の骨に合ったインプラントを選択させていただきます。

例えば、HAコーティングのインプラントはチタンインプラントと比較して、強固に周りの骨と結合するといわれているため、骨の弱い上あごの骨や、抜いた後に骨の治りが悪い部位に使用することが多く、下顎の丈夫な骨や、上の顎でも十分に骨がある場合には、コストパフォーマンスに優れたチタンインプラントを使用することが多いです。

また、通常のインプラントでは不可能な部位に対して、ショートインプラントを使用します。

インプラント治療では、

  • 骨に埋まっているネジの部分(インプラント体)
  • かぶせ物がくっつく土台の部分(アバットメント)
  • かぶせ物の部分(クラウン)

の3つでひとつの歯を作ります。

当院で通常使用する2回法インプラントの流れについて説明いたします。

口腔内の確認

まずは骨の状態やお口の中の歯周病の状態が問題ないことを確認します。もしインプラント予定の場所に歯が残っている場合は歯を抜きます。
通常、歯を抜いてからインプラントが安全に入れることができるようになるまでは3ヶ月かかります。

インプラントの手術(1次手術)

インプラント体を骨に打ち込み、骨とインプラントがしっかりとくっつくのを待ちます。
手術の1週間後に消毒、2週間後に抜糸を行います。
待つ期間は下あごでおよそ3ヶ月、上あごでおよそ4ヶ月です。
このときインプラントはあごの骨の中に埋まっているため、外から見てもインプラントが入っていることは確認できません。
待つ期間は特に治療をすることはありませんが、通常1ヶ月に一回程度簡単に様子を確認させていただき、もし他の歯の治療がある場合にはその治療をすることもございます。

インプラントの手術(2次手術)

骨とインプラント体がしっかりとくっついたら、歯茎を切って頭出しの手術を行います。このときインプラントには仮の土台が入ります。
仮の土台の状態で歯茎が治るのを待ちます。(3週間~1ヶ月程度)

歯茎が正常な状態になれば、本物の土台(アバットメント)を入れ、被せものの型取りを行います。

かぶせ物の作製と装着~メインテナンス

これでやっと歯としてインプラントが使えるようになりますが、インプラントの治療で大事なことの一つにメインテナンスがあります。
3ヶ月~半年に1回は定期的なメンテナンスを行い、インプラントがしっかり長持ちするようにすることが大事です。

その名の通り、

  • 一回法:手術回数が1回
  • 二回法:手術回数が2回

となります。
一回法のインプラントは土台とインプラント体が一緒のタイプですので、一回目の手術と同時に土台が入ることとなります。
これだけですと手術の回数の少ない方がよく思えますが、それぞれメリット、デメリットがあります。
※当院では時間がかかる分確実性の高い二回法をお勧めしています。

一回法のメリット
  • 治療期間が短い(3ヶ月程度)
  • インプラントの上にすぐに仮歯が入れられる
  • 価格が安い
  • 手術の回数が少なくてすむ
一回法のデメリット
  • インプラントの大事な時期(周囲の骨が作り変わり、インプラントとくっつく時期)に、汚れが入り込みやすい
  • インプラントを入れた後の歯茎の位置が予測できないため、歯茎のラインとインプラントの被せもののラインが合わず、歯茎と被せものの間の金属のラインが出るなど、審美的に問題がある
二回法のメリット
  • インプラントの大事な時期に汚れが入りにくい(傷口を閉じるため)
  • インプラントを入れた後、歯茎のラインに合わせて土台を作成できる
二回法のデメリット
  • 治療期間が一回法に比べて長い
  • すぐに仮歯を入れることはできない

全身の健康状態を確認し、必要であればかかりつけの病院と連絡を取り、インプラントを入れることが可能かどうかを判断します。

次に口腔内の状態を整えます。
歯周病の有無を検査(保険内治療)し、必要であれば治療を行います。
また、お口の清掃状態が悪い方に関しては清掃状態を改善する必要があり、喫煙者の方には禁煙指導を行います。

以上の事はインプラントを成功させるために必要な確認事項です。歯周病の問題がなくなれば、CT撮影を行い、骨の状態を確認します。

当日は体調が問題なければ、特に準備していただくことはありません。(局所麻酔の場合)
インプラント手術は、普段の歯科治療で行うものと同じ局所麻酔で行います。
不安の強い方や、手術時間が長くなる方には静脈内鎮静麻酔をお勧めしています。(静脈内鎮静麻酔を行う方には、術前の飲食を制限させていただきます)
また、マニキュア等も生体モニタリングの妨げになりますのでご遠慮頂いております。

インプラントは外科手術であり、異物を体内に埋め込みますので失敗はあります。しかし、事前に検査や診断をしっかりと行うことで、限りなく失敗を無くすことはできます。

当院ではインプラント治療を受ける方全員に、無料でのCT検査を行っており、骨の状態、厚み、神経までの距離、副鼻腔までの距離等を診断し、最良のインプラント治療を選択させていただきます。
また、全身状態に問題のある方はかかりつけ医との連携を行い、安全を確認してから手術を行っております。
お口の中に根の病気や歯周病等が存在する場合、影響の有無を判断し、必要であれば先にそちらの治療を行います。

インプラント治療の失敗を防ぐ為には、術者のテクニックも重要ではありますが、以上のように手術の前までに行う検査、診断が重要となります。

インプラントの失敗には、大きく分けて2種類あります。

  • インプラント手術の際に起こる神経や血管の損傷、副鼻腔(上顎洞)への迷入などの失敗
  • インプラントを入れた後に感染等の原因でインプラントが骨とくっつかないといった失敗
インプラント手術の際に起こる神経や血管の損傷、副鼻腔(上顎洞)への迷入などの失敗

当院において起こることはあり得ません。検査結果を元に患者様それぞれに対して使用するインプラント、術式を選択するからです。

例えば神経、血管までの距離が近い場合にはショートインプラントを使用したり、骨の量を増やしてから(骨の再生手術)行います。
この場合の骨の再生手術は期間を待って、骨が十分に出来てからインプラント手術を行うことがほとんどとなります。

また、副鼻腔(上顎洞)までの骨の厚みが薄い場合にも、ショートインプラントを選択するか、ソケットリフトと呼ばれる人工骨の移植手術を行います。
この場合の骨の再生手術は、インプラント手術と同時に行うことがほとんどとなります。通常の副鼻腔に骨の再生手術を行う場合と比べて、骨を削る量が少なく、安全な手術となっております。

インプラントを入れた後に感染等の原因でインプラントが骨とくっつかないといった失敗

インプラントを入れた後に感染等の原因でインプラントが骨とくっつかないといった失敗は、残念ながら完全に防ぐ事は出来ません。ただ、当院において全身の状態やお口の中の状態に問題のないと判断した方で感染が起こることは滅多にありません。

ヘビースモーカーの方、糖尿病などの全身疾患をお持ちの方は、通常の方に比べて感染のリスクが高くなっております。
喫煙者の方には禁煙をお願いしておりますので、ご協力よろしくお願い致します。
糖尿病の方には、かかりつけ医との連携により、問題のない血糖コントロールとなってからインプラント手術を行わさせていただきます。

インプラントは人工物なので、自分の歯のように虫歯になることはありませんし、根の病気になることもありません。しかし、インプラントは骨に打ち込む物なので、骨の病気である歯周病にはかかってしまいます。

インプラントの歯周病(インプラント周囲炎)とは、インプラントの周りに汚れが溜まったり、無理な力がかかることで、インプラントの周りの歯茎が腫れたり、骨が溶けたりしてしまう病気です。
こういった事を防ぐ為には、日々のお口の清掃や、全身疾患の管理、禁煙などが重要になります。

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